「とてつもない悪が笑い始めた」や「口が裂けるほど笑わせてやる」というキャッチコピーが印象的な映画を紹介します。タイトルは、
「ダークナイト」(The Dark Knight)です。
2008年のアメリカ映画で、ボブ・ケインによるアメリカン・コミックス『バットマン』を原作とした、1989年から続く実写映画版の第6作。『バットマン ビギンズ』から再スタートした新生バットマンシリーズとしては2作目で、監督は前作に続きクリストファー・ノーラン。
監督のクリストファー・ノーランや主演のクリスチャン・ベールら前作の主要キャストはほぼ続投しているが、レイチェル役のみケイティ・ホームズからマギー・ギレンホールへと変更になった。
今作の悪役は、原作シリーズで最凶の敵と言われるジョーカーと、トゥーフェイス。ジョーカーを演じたヒース・レジャーは2008年1月22日に本作の完成を待たずに急逝した。今作は、彼と撮影中に亡くなった特殊効果技師のコンウェイ・ウィックリフ(Conway Wickliffe)に捧げられている。
前作から、さらに向上した監督・脚本力、ダークな世界観、リアルな町並みとダイナミックな映像技術、急逝したヒース・レジャーを始めとする実力派俳優たちの演技により観客、批評家達からアメコミの域を越えたと賞賛され、近年稀に見る高評価を獲得している。
監督のノーランは、本作品を監督するにあたってマイケル・マン監督作『ヒート』を参考にしたと語っている。そのことは全編にわたって漂う都市と犯罪の雰囲気や、バットマンとジョーカーという対立する二人が、互いのなかに自分に似た面を感じ取っているという構図などから見て取れる。また、『ヒート』で重要な役を演じたウィリアム・フィクトナー が本作の冒頭に出演している。
ストーリー紹介
『「ジョーカー」と名乗る正体不明の犯罪者ゴッサム・シティーに現れた。不気味なメイクに身を包み、嬉々として犯罪を楽しむジョーカーは、その日も白昼堂々と銀行強盗をやってのけると姿をくらませた。
一方、「暗黒の騎士」バットマンことブルース・ウェインはゴッサム市民を守るべく、毎晩悪と戦い続けていた。しかし、悪の芽をいくら摘み取ってもゴッサムに平和は訪れない。バットマンは、ゴッサム市警のジム・ゴードン警部補と協力してマフィアの資金洗浄元である銀行を摘発するという手段に出る。市警に潜む内通者の存在で一時は失敗も危ぶまれたが、新任の地方検事ハービー・デントの後押しもあり、ついにマフィアの資金源を絶つ事に成功する。
バットマンと違い、白日の下に姿を晒して正々堂々と悪に挑む「光の騎士」ハービー。そんなハービーの姿に、ブルースは彼こそゴッサムが求める真のヒーローだと確信し、バットマンを引退しようと考え始める。かつての幼なじみである検事レイチェル・ドーズに未だ想いを寄せるブルースは「バットマン引退の瞬間」こそ彼女と結ばれる時であると信じていたが、一方のレイチェルはブルースとハービーとの間で揺れ動いていた。
その頃、資金源を絶たれて悩むマフィアたちの前にジョーカーが現れた。ジョーカーは彼らの全資産の半分を条件に、大胆にもバットマン殺害の提案を持ちかける。罪なき市民や警官を次々に殺害し、さらには市長暗殺を企ててバットマンを追い詰めるジョーカー。これまで自身のルールに従って犯罪と戦ってきたバットマンは、ルールやモラルを一切持たないジョーカーに苦戦を強いられるが、ジョーカーの真の目的は金でもバットマンの命でもなかった。ジョーカーの唯一の目的、それはゴッサムに恐怖と混沌をもたらす事だったのだ。
果たして、バットマンはジョーカーの「死のゲーム」に勝つことができるのだろうか…?』
この映画を見て思ったことは、マイケル・キートン版のバットマンに登場した、ジャック・ニコルソン演じるジョーカーより、ヒース・レジャー演じるジョーカーのほうが、実際にいそうな気がした。
もう一人の悪役、トゥーフェイスも登場するが、前の二作品(「バットマン」「バットマン・フォーエヴァー」)に登場する、トゥーフェイスこと地方検事ハービー(ハーヴェイ)・デントには、少し変な感じがした。
「バットマン」に登場したハービー・デントは、『スター・ウォーズ』ハン・ソロの友人ランド・カルリシアン役のビリー・ディー・ウィリアムズが演じていたのに、「バットマン・フォーエヴァー」に登場した時には、トミー・リー・ジョーンズが演じていたのだが、「バットマン」の時には地方検事が黒人だったのに、「バットマン・フォーエヴァー」の時には白人になっていたので、まったく話がつながらない。それに対し、「ダークナイト」のほうが、ジョーカーと同じで、リアリティがあった。
とても面白い作品なので、色んな人に観てもらいたいです。
キャスト
・ブルース・ウェイン/バットマン:クリスチャン・ベール
・ジョーカー:ヒース・レジャー
・ハービー・デント/トゥーフェイス:アーロン・エッカート
・レイチェル・ドーズ:マギー・ギレンホール
・アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン
・ジム・ゴードン:ゲイリー・オールドマン
・ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン
・バーバラ・ゴードン:メリンダ・マックグロウ
・ジミー・ゴードン:ネイサン・ギャンブル
・ガルシア市長:ネスター・カーボネル
・ローブ市警本部長:コリン・マクファーレン
・ラミレス刑事:モニーク・カーネン
・スティーブンズ刑事:キース・ザラバッカ
・ワーツ刑事:ロン・ディーン
・リース:ジョシュア・ハート
・マイク・エンゲル:アンソニー・マイケル・ホール
・サルバトーレ・マローニ:エリック・ロバーツ
・ラウ:チン・ハン
・ギャンボル:マイケル・ジェイ・ホワイト
・チェチェン人ボス:リッチー・コスター
・ジョナサン・クレイン/スケアクロウ:キリアン・マーフィ
・銀行支店長:ウィリアム・フィクナー
日本語吹替
DVD収録(翻訳:久保喜昭)
・ブルース・ウェイン/バットマン:檀臣幸
・ジョーカー:藤原啓治
・ハービー・デント/トゥーフェイス:木下浩之
・レイチェル・ドーズ:本田貴子
・アルフレッド・ペニーワース:小川真司
・ジェームズ・ゴードン:納谷六朗
・ルーシャス・フォックス:池田勝
主な受賞
・スクリーム賞:作品賞、スーパーヒーロー賞、ファンタジー男優賞、悪役賞、助演賞、監督賞
・放送映画批評家協会賞:助演男優賞、アクション映画賞
・ピープル・チョイス・アワード:作品賞、アクション映画賞、キャスト賞、賞、スーパー・ヒーロー賞
・オースティン映画批評家協会賞:作品賞、監督賞、助演男優賞、脚本賞、作曲賞
・セントラル・オハイオ映画批評家協会賞:助演男優賞、アンサンブル演技賞、撮影賞
・シカゴ映画批評家協会賞:助演男優賞、撮影賞
・デトロイト映画批評家協会賞:助演男優賞
・ダラス・フォートワース映画批評家協会賞:助演男優賞、撮影賞
・フロリダ映画批評家協会賞:助演男優賞、撮影賞
・ヒューストン映画批評家協会賞:助演男優賞
・カンザスシティ映画批評家協会賞:助演男優賞
・フェニックス映画批評家協会賞:助演男優賞、プロダクションデザイン賞、スタント賞
・ロサンゼルス映画批評家協会賞:助演男優賞
・サンディエゴ映画批評家協会賞:助演男優賞
・サンフランシスコ映画批評家協会賞:助演男優賞、撮影賞
・サウスイースタン映画批評家協会賞:助演男優賞
・セント・ルイス映画批評家協会賞:助演男優賞
・トロント映画協会賞:助演男優賞
・ユタ映画批評家協会賞:作品賞、助演男優賞
・ワシントンD.C.映画批評家協会賞:助演男優賞
劇中で使用された銃器
・ジョーカー
グロック17フルオート仕様に改造。(グロック18ではない。)
スプリングフィールドM1ガーランド (パレードのシーンで使用)
USSR RPG-7ロケット弾
S&WM76マシンガン
レミントン M870 ソードオフ・ショットガン(銃身切り詰めモデル) 銀行の支配人から強奪
・ジョーカーの手下
ベレッタM92 サプレッサー装備
グロック17
M10サブマシンガン
ベレッタ M12 ペネトレーター
・ジェームズ・ゴードン
S&W M39
・ハービー・デント/トゥーフェイス
S&W M10シルバーモデル(M64タイプ)
・ラウ
ワルサーP99
・警察官、自警団、ギャングその他
シグザウアー P229
Vz61スコーピオン
USSR AK47
IMI ウージー
H&K MP5
コルトM4A1
レミントンM700
スタームルガー ミニ14
バットマンとジョーカー。

テーマ:映画 - ジャンル:映画
- 2009/01/14(水) 14:26:51|
- 映画
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